ホーム>業務案内>債務整理

債務整理

債務整理

債務整理とは

債務整理とは一般的に何らかの形で多重債務を負ってしまった債務者に代わり司法書士が、裁判上や裁判外での手続きを行うことによって、その債務者の経済的再建を図ることをいいます。サラ金・クレジット会社などから借金してお困りの方、多重債務に陥っている方、ほとんどの場合、借金の問題は解決することができます。司法書士へ債務整理手続を依頼することにより、借金問題を解決し、生活再建をしてみませんか。できるだけ早く決断されることが大切です。

 

債務整理の手続き

それぞれの事情によって適した解決方法があります。債務整理の手続き方法は主に、任意整理個人再生自己破産があります。依頼者の方から十分にお話を聞いた上で、その方にとってベストな手続を選択し借金問題を解決いたします。また、利息制限法を越える高い金利(グレーゾーン金利)を長年払い続けてきた方は、債務整理手続をすることにより、債務がなくなったり、払い過ぎたお金(過払い金)を取り戻せる可能性があります。

 

過払い金について

過払い金

払い過ぎた利息は取り戻せることがあります。
過払金返還請求とは、長年、サラ金・クレジット会社で高い利息で借金されている方が利息を払い過ぎている場合があり、その払い過ぎているお金(過払金)を任意の交渉または裁判により取り返す手続きです。よって、利息制限法を越える利息(グレーゾーン金利)は無効であり、その無効な利息の部分は、元本の返済に充てられます。取引開始当初からのすべての借入と返済の取引履歴について、利息制限法の利息で再度計算し直し(引直計算し)払い過ぎたお金があれば、借金はなくなり実は利息を払い過ぎていたということになります。すでに完済されている方も、完済後10年以内であれば取り戻せるお金が戻ってくる場合があります

 

3つの方法

任意整理、個人再生、自己破産の方法を紹介します。

 

任意整理

任意整理とは裁判所を介さずに、司法書士などが各債権者と交渉をし、債務の支払金額・支払期間などにつき協議した上で、新たに返済の約定を締結するものです。和解の内容によって3~5年程度の間で返済をしていきます。

メリット デメリット
  • 借金の減額、過払い金請求ができる場合がある
  • 自己破産や個人再生のように官報に載る事はない
  • 自己破産のように各種の資格制限はない
  • 信用情報(いわゆるブラックリスト)に載ってしまう
  • 数年内は新たな借金やクレジットカードは作ることができない

 

個人再生

個人再生とは自宅などの主要な資産を処分せずに、債務を整理したい場合に、裁判所を介して債務の額を支払い可能な額まで減額し、残りを返済していく手続きです。

メリット デメリット
  • 債務の額を法的に圧縮できる
  • 給料差し押さえなどを回避できる
  • 自宅等の資産を手放す事無く債務を整理を行える
  • 手続きが複雑で費用がかかる
  • 信用情報(いわゆるブラックリスト)に載ってしまう
  • 官報に掲載される
  • 数年内は新たな借金やクレジットカードは作ることができない

 

自己破産

自己破産とは債権者の現在の収入では月々の返済が難しいと判断される時、裁判所に申し立てをし、必要最低限の生活用品以外の財産を全て売却し、それをもって債務を返済し、残った債務を免責とする手続きです。
期間:自己破産申し立てから免責決定まで約4~6ヶ月程度かかります。

 

メリット デメリット
  • 免責の許可が出れば、債務は全額免除される
  • 信用情報(いわゆるブラックリスト)に載ってしまう
  • 自宅や車などの財産は手放すことになる
  • 官報に掲載される
  • 数年内は新たな借金やクレジットカードは作ることができない

 

ページ上部へ